元総務大臣・元法務大臣 鳩山邦夫 公式ホームページ

前総務大臣・元法務大臣 鳩山邦夫 -正義の実現-

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 鳩山邦夫は12日、総務大臣を辞任いたしました。首相官邸で記者団に語った内容は次の通りです。(以下、時事通信より抜粋)

 今、辞表を提出してきた。(首相からは)本当に残念だがやむを得ないと(言われた)。一番厳しいときの(自民党総裁選の)選対本部長を何度も務めてもらった関係でもあるだけに悲しく残念だと言っていた。(辞表が受理されたのは)もちろんだ。(首相は)悲しいと。しかし(首相が)決断しないとか、調整しないとか、いろんな批判もあり、やむを得ないと(言っていた)。

 世の中、正しいことが通らないときがある。今はそういう思いだ。私がどんなに(かんぽの宿を)不透明で悪事を働いているかを世の中に説明してきても、今の政治は正しいことを言っても認められないことがある。

 西郷隆盛が征韓論の時だが、ずっともめ続けて最後に「岩倉公、あやまてり」と叫ぶ。それで政府を去る。西郷隆盛も信念の人だから、自分が正しいと思ったことが通用しなかったので潔く去ったわけで、私も政府、内閣を去ることはちゅうちょしなかった。潔さが大事だ。正しいことが通用しないと思ったら潔く去るのが良い。

 (自民党を離党するかどうかは)さまざまな仲間たちからいろんな激励を受けている。仲間たちと相談する。

 (辞任を決意した理由は)罷免待ちだったが、仲間たちと相談して、潔く去るのがいいのではないかという若手議員が大勢いたので、そうだなと思ってそういう道を選んだ。いずれ歴史が私の正しさを証明してくれる。歴史と言っても50年、100年先ではなく、1年以内にも証明される。

(時事通信2009年6月12日配信より)

 

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 9月24日、麻生内閣において鳩山邦夫は総務大臣に就任しました。就任会見など今後の発言は総務省ホームページにて随時公開されます。

総務省ホームページ

大臣会見・発言等

 

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法務大臣退任にあたり、鳩山邦夫は次の通り記者会見で述べました。
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どうも長らくお世話になりました。ありがとうございました。

Q:お疲れ様でした。法相の職務を終えた現在の感想と、今後、どのような形で法務行政に関わっていくのか教えて下さい。

A:やはりこれでも神経を使ってきましたから。あまり使ってないように見えたかもしれませんけども。風呂上がりみたいな感じで、一つの仕事をし終えて、さっぱりとした、非常にすがすがしい気持ちでもあります。ただ、多少ありましたけど、今まで法務行政にタッチしなかった私ですから、法務大臣となって初めて法務行政の重要性とか難しさとかが分かったという部分がありますから、これからはずっとタッチをしていきたいと思います。

Q:次期法相に、法相経験者の保岡さんが就任されましたけども、御感想と、どのようなことを望まれるでしょうか。

A:保岡先生は、私は田中角栄先生の総理の秘書だったころに既に若手議員でおられて尊敬をしていましたから、大変立派な人格の方だし、弁護士でもあるし、心配はないと思っています。ただ、私は、この1年近くの間、やはり、敢えてタブーにも挑戦しましたし、今まで死刑の問題だけでなくて、法務省というところは、やはり保守的で固いところがありますから、なかなかこう、タブーみたいなものに触れないとか、そういうところがあって、結果として法の番人という重要な役割でありながら、あまり注目されないとか、あるいは地味だとか、そういうのはいけないと思いましたから、敢えてタブーに挑戦をしましたし、大胆に物を言いましたし、決して間違ったことは言っていませんが、大胆すぎる物言いもしたと思います。そのことによって、私は法務省にエネルギーを吹き込んだつもりなのです。少しでも注目される法務省に持ち上げてきたという、そういう成果はあったと思います。それが昔の法務省に戻らないように、地味な法務省に、地味というか、派手でいいって訳ではありませんが、注目されない地味な役所に戻らないように心から望みます。

Q:保岡さんと鳩山大臣が、特に司法改革や法曹人口の問題などについて、考え方が必ずしも一緒というわけでないと思うのですが、先ほどの閣議後の会見でもやり残したことというか、そういうところであげられていたのですけども、その辺、今後の引き継ぎというかどう考えられますか。

A:保岡先生は、弁護士であって、私は、法曹ではありませんから、よって立つ状況に違いがあるかもしれません。ただ、保岡先生と私とで完全に共通しているのは、法曹の質は絶対に落としてはならないという点だと思っています。保岡先生は、私にこうおっしゃったことがあるのです。「数の問題ではなくて質の問題ですから、3、000人では多すぎるのではないかという言い方は、やはり数が前提になっていますよね。」と。ですから、そうおっしゃったわけではないけども、例えば、4、000人ものすごく質の高い受験生がいれば4、000人合格してもよし、400人しかいなければ400人しか合格させなければいいというお考えは、もちろん実際には目安というのはありますけど、そういうお考えは基本的にお持ちだと思っています。ですから、私が先生とお話した中で、有機的な連携という中で、例えば、法学部を出た、法科大学院へ行った、司法試験を受けた、もちろん落ちる人もいれば入る人もいるのですが、それから司法修習をやってという、司法修習から2回試験に向かうわけですけど、いろいろな意味での追跡調査をやってみたいとおっしゃってました。例えば、2回試験で、この間、最高裁が発表したように、基礎、基本が理解できていないような人間がいるのではないかと、そういうことを最高裁は言いましたよね。それを追跡していって、追跡というか逆にたどっていくわけです、過去に向かって。それで、何が悪かったのか。そうすると法科大学院の教育がおかしかったのか、司法修習がおかしかったのか、あるいは法科大学院の入学、修了、どこがおかしかったのかということが、調べることができるでしょうと、そういうことをおっしゃったことがあるので、確かに訴訟社会であるべきでないというふうに、保岡先生がお考えであるかどうかは分かりませんが、法曹の質を落とさないという意味では、問題意識は共通だと思っています。昨日、若手議員の116名の署名、若手だけではありません、森元総理のような方もサインしておられますから。あるいは保利政調会長もサインされているのではなかったでしょうか。そういうかなり激烈な法曹の質についての提言を私は辞める寸前にいただいているわけですから、今度、私も党の立場に帰れば、当然、そういう方々と一緒に議論することになります。法曹の質の問題は、これからの大きなテーマとなって浮上してくるでしょう。好き勝手言ってたのではないかと思う方もおられるかもしれませんが、私は思うところ、信念に基づいて述べてきましたけども、それでも立場ゆえに気を使ったことは随分ありますので、言論の自由の回復というのは、まもなくあるのではないかと思います。

Q:党の立場に帰られてからという意味ですか。

A:そういう意味です。

Q:もうちょっと具体的にお願いします。

A:内閣の一員という立場と党の立場は、やはり明確に違います。それは、今度は、党という立場、党の法務畑という意味であるならば、法務省に対して具体的に要求を突きつけるような、そういう立場に立ちます。もちろん、自分の今までの経験を生かして、それと矛盾するようなことはいたしません。今日、先ほど、ほとんど会ってない人からメールが来まして、こういうことが書いてあったのです。「お疲れ様でした。」と書いてあって、「私のまわりでは、死刑制度のあり方を考えるようになった。なぜ今までの大臣は執行してこなかったのかといった意見が多く、代議士を支持、応援する声が大半でした。国民が死刑というものを考えるようになったことは、代議士の大きな功績の一つだと思います。」と、こういうメールがありまして、そういう意味では、やはり、このタブーを破った発言をして良かったなと今つくづく思います。

Q:新内閣の顔ぶれがだいたい決まりましたけれども、結構、党役員からの異動を含めて重量級の閣僚が並んでいますが、新しい内閣の御感想をお願いします。

A:ベテランが多く布陣されたという印象があります。それだけパワーはあるのでしょうが、それが福田カラーに直結するように望みたいと思っています。

Q:死刑についてなのですけれども、午前中に大臣が死刑の執行を命令する重圧の重みというのを実体験として経験されたということをお話しされていたのですけども、事案まで特定していただく必要はないのですが、重圧というのはどういったものということを具体的にお話いただけますか。

A:最初、基本的な候補者、執行する可能性のある候補者の基本的な説明を受けます。そこで、部屋に閉じこもって細かく読みます。そうすると、本当に凶悪な事例だけなのです。そういう凶悪性に対しては、記録を読んでいくと限りない怒りというものを感じます。しかし、それでも、その死刑囚の命を絶つというのが、死刑の執行ですから、それは、正義の実現のためと、私は固く信じてこれを行うわけですが、それは、重圧は、重圧は、非常に重く感じるものです。自分のサインによって一つの命が消えるのですから。いい加減な気持ちでできることではありません。正義のためにはやらねばならないと、いわば心を鬼にする。そういう心境です。

Q:そういった際の精神的、肉体的な意味で、御自身の中で変化がありましたか。それを乗り越えるために何かやっていらっしゃったことはありますか。例えば、体調の面で変化があったとか、精神的に辛いとか。

A:体調に変化を来したことはありませんけれども、いたって健康だと思いますが、実際問題として、やはり夜中に目が覚めたりということはあります。特に、執行する日は、夜中に起きてしまうことがありました。

Q:それに関連しまして、大臣は数や回数は関係ないとおっしゃられたのですが、それでも、やはり、ほぼ2か月に1回というペースだったというわけで、そこを考えても大臣にとっては、そのペースもかなり、実は本当は負担が大きかったということなんでしょうか。

A:粛々という言葉には全てが含まれていますので、数を意識していなかったことも粛々という中に含まれているわけです。インターバルはたまたまそうなっていますけれども、毎日というわけにはまいりませんし、3年に1度というわけにはまいりませんし、そういうところに落ち着くのではないのでしょうか。

Q:特にインターバルが短いと感じたことはなかったですか。

A:粛々とやってきましたから、特に短いとか長いとかあまり感じたことはありません。

Q:世論の反応というのは、相当、気にはなされたのでしょうか。

A:世論というものは、常に我々は気にしています。たまたま、調査で71%ぐらいの支持だというデータが示されていて、それを地域別、年代別になったものもあったものですから、たまたまそういう資料を見たのです。20代、30代がものすごく高いのです。それは死刑という意味ではありません。「あなたは鳩山法務大臣を支持しますか。」という世論調査がたまたまでてきたのです。それを見たら、20代、30代の支持が8割ぐらいありました。ですから、そうかなと思って、妙な話ですけれども、例えば、地元に行くと、確かに20代、30代の若者がすごく寄ってきて、「頑張ってね。」と言うのです。東京の街でも、選挙区福岡6区の街でも世論調査と同じ、世論調査の結果をそのまま反応しますね。

Q:死刑反対という意見が仮に多かったとすれば、執行の数に影響していたと思いますか。

A:私は、いつもそのことは申し上げているので、それは私の考え方というものもありますけれども、死刑の執行のようなことというのは、やはり倫理的な問題が含まれますから、これは、世論というものは常に見ていかなければならないと、私はそう思います。当然のことではないでしょうか。

Q:超党派で終身刑を創設するという議論がでていまして、臨時国会でも、少し具体化していくのかなと思うのですけれども、党の立場になられて、どのようにこの議論に参加していかれるのかお聞かせ下さい。

A:議論があれば参加しますが、いつもお答えしているように、そのことによって、何と言うのでしょうか、死刑になるべきものが終身刑になるというのは、今の日本の世論や日本の社会から見て適当だとは思いません。

Q:今、行われている議論は、必ずしもそういう方向ではないと思いますが。

A:両方の議論ですよ。その点では、兄弟意見が合ってるようです。

Q:裁判員制度に関して、大臣は、これまでの大臣の中でも、積極的に広報を意識してやってきたと思うのですが、いろんな形で裁判員制度について、国民の理解を求めたときに、なかなかその制度の支持が広がらないというもどかしさというか、難しさみたいなものを感じたことはありますか。

A:それほど心配はしていません。裁判員制度が後期高齢者医療制度と同じというのはとんでもない話で、全然そんなことはありえません。裁判員になりたいという方も随分私のところにお見えになることが多いですけれども、それはクジですからということを申し上げているのですが、前検事総長の但木さんもおっしゃっているように、喜んで裁判員になろうという方以上に、義務だから裁判員やりましょうという方の常識が、色濃く反映するような判決であればいいと、そういうことをおっしゃっていますので、非常に優れた考え方だと思います。義務ですから、あなたは、「税金を払いたいですか。」と、「払わなくていいのだったら払いたくないです。」と。でも、やはり、法律があって義務だから、租税については、法律があるから、義務だから払いますという方が大勢おられるので、それと同じですので、義務だから参加しますという方が、積極参加、「喜んで参加します。」という方に足すところの、「義務だからこれは参加しますよ。」という方が合わせて6割ぐらいおられます。これはいつも申し上げていますように、来年、実際には5月ですけど、それ以降に起訴されたものでしょうから、実際の第1回目の裁判員裁判というのが、いつ始まるのでしょうか。それは、私は、今、的確に日にちを言えませんけれど、やってみれば、必ず成果が上がって、だんだん国民の間に定着していって、そして、「裁判員制度って案外いいね。」ということが、5年後、10年後に言われればいいと思っていますし、そうなるだろうと私は思います。つまり、「自分の友達が裁判員をやったようだ。」、「友達の友達が裁判員をやったようだ。」というような話が広がっていく中で、「どうだった。」とか、「その結果はどうなったの。」というような話が広がっていく中で定着していけばいいと思っています。

Q:今後の政治家としての活動の重点はどの辺りですか。

A:やはり、この国が自信を失って漂流していくようなことがあってはいけません。ドーハラウンドは、決裂をしましたけれども、日本の農業も危機的な状況にあって、しかも、世界的な食糧危機も迫ってきます。環境ということは、今回のサミットでもここまで取り上げられて嬉しいけれども、環境問題というのは温暖化だけではないですから。一番恐ろしいのは、むしろ環境ホルモンかもしれない、酸性雨かもしれない。そういうときに本当に地球の人類が、人類の英知が自然と共生しなければなりません。経済第一主義という、経済成長を続けていって、最後に人類が滅亡するというのが、今までの欧米の主流の考え方だったでしょう。日本はそうではない。永劫の再生と循環の思想の法に基づいて人類の永続性を保とうとするという考え方が日本の文明には基本的にあるわけですから、これを本当に世界に広めていかなければ、次の総選挙がどうなった、その後がどうなったと言ってる間に、地球全体が、人類全体が滅びていくという、そういう道に入っていったら、未来世代への責任を果たすことにはなりませんから、それは環境がお題目であってはいけませんので、環境の未来世代のための戦いが私の使命ではないでしょうか。ただ、現実を見れば、日本の政治は、非常に自民党にとっても、国会全体にとっても、厳しい局面にあることは分かりますので、それは幹事長にも頑張ってもらわないといけないと思います。

 

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 死刑を執行された者の氏名・犯罪事実・執行場所について公表に至った経緯について、次のコメントを発表しました。

1.従来の公表について

 国家の刑罰権の作用は、本来、刑の執行そのものに限られるのであって、国家機関が刑の執行の事実を殊更に公表することにより、刑の執行を受けた者やその家族に、刑罰が本来予定している以上の不利益や精神的苦痛を与えることは相当ではないと考えられる。また、公表により、他の死刑確定者の心情の安定を損なうことも考えられる。

 他方で、死刑の執行が適正に行われていることについて国民の理解を得る必要がある。

 その両者を勘案して、平成10年11月からは、死刑を執行した日に、執行の事実及び執行した人数のみを公表してきた。

2.氏名・犯罪事実・執行場所の公表について

 被害者を始めとする国民からの、更に情報公開をすべきとの要請は、平成10年11月以降も高まっており、死刑が適正に執行されていることについて国民の理解を得るために、情報公開を進めることが重要であると考えたことなどから、慎重な検討を踏まえ、今回、法務大臣が、氏名、犯罪事実及び執行場所を公表するとの判断をした。

 

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2007/10/23
 

 10月23日、参議院法務委員会において法務大臣の所信表明をおこないました。以下、全文を紹介します。

 この度、法務大臣に就任いたしました鳩山邦夫でございます。委員長を始め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営につき格別の御尽力を賜り、心からお礼申し上げます。今後とも、なお一層の御指導、御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。
 法務省は、民事・刑事の基本法と呼ばれる法律を所管し、これらはいわば国の骨組みであるとともに、法務行政の遂行は、国の根幹土台に関わるものばかりであります。そして、法務行政における諸課題は、いずれも、国民の皆様にとって、基本的で大切なものばかりであると承知しています。
 それゆえ、法務大臣の責任には、誠に重大なものがあり、私は、法務大臣として、法務行政の遂行に当たって強い指導力を発揮して、その諸課題に取り組み、重責に応える決意です。
  そこで、臨時国会における本委員会開会の冒頭に当たりまして、法務行政に対する思いの一端を申し述べさせていただきます。

  昨今、我が国において、利潤や効率性が過度に優先される余り、情緒豊かで、優しさにあふれ、和を尊ぶ我が国本来の美しい文明の姿が忘れられていないかと危惧しています。残虐で忌まわしい事件、親殺し、子殺しなど悲惨な事件の続発と殺伐な世相は、「和の文明」「美と慈悲の文明」と呼ばれる縄文以来の我が国の固有の伝統が危機に瀕している状況をあらわしています。
 世の中に「不易」と「流行」があるとすれば、和を大切にする日本のこころは「不易」であり、決して失ってはならないと思います。法務大臣に与えられた重大な責務の一つに「世界一安全な国、日本」の復活がありますが、このような日本の和の心をはぐくむ視点を忘れることなく、治安関係部門一丸となって治安の回復に全力を挙げてまいる所存です。

 

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