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法務大臣 鳩山邦夫 -自然との共生-

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理念と政策

 鳩山邦夫は自民党総裁選にあたり、次の提言を発表しました。

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 わが国のトップリーダーを目指す者は、こまごまとした政策を語る必要があるのだろうか?まず、しっかりとした哲学と理念を持ち、あるべき「国のかたち」を語るべきである。そのためには縄文文明以来、自然と共生してきた日本文明のすばらしさを理解しなくてはならない。そして、日本文明の持つ共生の精神を、世界に広げていくことこそ、地球人類の繁栄の永続につながるということを、誇りをもって発信するべきだ。

 残念ながら、明治維新と第二次世界大戦の敗北という二つを契機に、日本は異質の文明を受け入れ過ぎ、とらわれ過ぎてしまった。そのことを素直に反省すべきではないか。日本の首相が第一になすべきことは、情緒豊かで、和を尊ぶ日本文明の本来の姿をとり戻すことである。"和魂洋才"はいい姿だが、最近の日本は弱肉強食、格差拡大、地方切り捨ての"洋魂洋才"社会の様相を呈しているといわざるをえない。効率最優先のドライな文明は、ともすれば、やさしさを欠く非情な政治を作り出す。これは日本文明の破壊につながっていくだろう。 

 日本人としてのアイデンティティの欠如や親殺し、子殺しなどの悲惨な事件の続発、実体経済を離れてM&Aやマネーゲームに狂奔する殺伐とした風潮などは、日本が我が国固有のすぐれた文明を失いつつあることを証明している。

 私の日本文明についての理解は以下の通りである。

 ①日本文明は自然を支配する文明ではなく、「自然と共生する文明」である。

 ②日本文明は稲作を中心とする「永劫の再生と循環を信じる文明」である。

 ③日本文明は敵を作る文明ではなく、「和をなす文明」である。

 ④日本文明は力と闘争の文明ではなく、「美と慈悲の文明」である。

 為政者は、日本の歴史と伝統をふまえ、しっかりとした文明論を持ち、五十年後、百年後の日本のあるべき姿を示さなければならない。

 私はユートピアを否定する。日本文明の行き着くところは、美と慈悲の社会、アルカディア(桃源郷)ともいうべき、森の環境国家の創造であると信じている。

 

カテゴリ:1.理念

            

 縄文以来、日本文明の本流「森の民」由来の先進国は日本だけである。山川草木に神をみる思想や、山川草木悉皆成仏の思想など、自然を畏敬する歴史がある。その歴史を絶やすことなく、「森の環境国家」の日本であり続けたい。

「自然との共生」の詳細は別項でまとめています。

 

カテゴリ:1.理念, 2.自然との共生

            

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